14日、水曜。

午前。道徳心理学。WatsonのWeakness of Will続き。

お昼。社会存在論。Axel Seemanという人がCollective Intentionality
をテーマに語る。

何年かバークレーにいた人らしい。

午後。Fが明日から日本に旅行する、ということで、Bandroftのカフェに陣取って京都の旅行情報を話す。

「天下一品」だとか「おめん」だとか、地図をみながら話していると、京都のことが思い出される。

夕方。Alumni HouseでHowison Lecture。今日の講演はFred Dretske, 'What We See.'

渡された歴代講演者のリストがすごい。20世紀哲学史の縮図をみている感じ。Frと「入っていない有名人はだれだ」と探してみたのだが、思いついたのはカルナップくらい。

会場は満員御礼。300人近く入っていたのではないだろうか。なぜドレツキの講演にここまでたくさんの人が集まるのだろう、と不思議な気分になってくるほど。

内容的には、認知科学や心理学の具体例がもりだくさん、なのだけれど。

こういうのを聞いていると、自分のやっていることはもはや哲学ではないのではないだろうか、と居心地が悪くなってくる。