12日、木曜。

西宮。授業はアイデンティティの社会的構成とか生のナラティブを書き換える可能性とか。鷲田清一の文章を使ってみる。

あいかわらず、最終授業は「テストはどんなのですか」と聞きにくる×××ばかりで辟易する。

わざわざ、大学一、二年のあいだくらい、テストやらなんやらで生活を縛らずに生きてみるのも楽しいですよ、と話した直後なんだけどな。

脱力した反面、熱心に聴いてくれて、面白かったです、と最後に一言いい残していってくれる生徒の存在に救われた気分になる。

午後はパットナム。「相対主義における真理」の構想。もうすぐ終わりそう。

夕方。雨が降り出す。

甲東園の駅でそれとなく聞こえてきた高校生の会話。

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A:これって梅雨?
B:いや、ただの夕立っしょ。
A:やっぱり? そうだと思った。
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・・・!?!?!?