15日、木曜。

ちょっと一息入れて某先生の新著。

円熟の哲学史というか。

自分でも、「ぼんやりとした見通しじみた感覚はあるのだけれど、何だろうなこれ」と思っているあたりの筋道が安定感のある言葉で表現されている。

研究者としての経験を積むってこういうことなんだろう。

「いまの環境で過ごしながら、25年後の自分は先生にどこまで近づけているだろうか」とか、考えはじめるとなんだか悲しくなってくる。