24日、火曜。

午前。大学院授業。これで最後。

お昼。「シアトルからニューヨークへ」ニュース。こらまた電撃ですな。

さすがにニューヨークタイムズも一面扱い。

午後。わが社でも不可避というか不必要に頻繁なフロッピーディスク研修。

担当してらっしゃる方の誠意と熱意を疑うわけではまったくないけれど、ここまでやるのはやはりどこか過保護の気味がないだろうか、と。

わたしみたいに、自分自身がわりと「境界線ぎりぎり」みたいなところをうろうろしている人間からすると、「人に依存しはじめたら頼りっぱなしになっちゃって、ズルズルときりがなくなりそうなのが一番怖い」というのも本音なんだがな。

就職して、社会に出てからまでおんなじように手厚いケアが受けられるわけではないだろう。

そういう人たちが、「学校では面倒みてくれたのにこの会社はなんでおれの面倒をみてくれないんだ。こんな会社もうやめる。」とか言い始めたらどうするんだろうか、と。

どうしても、このたぐいの「面倒見のよいシステム」の裏側に、「自分のところでは面倒を背負いたくないので、問題は自分たちの責任が問われないところまで先送りするようにしましょう」的なごまかしが見え隠れしちゃうんだよな。

「在学中にゴタゴタ起こされるとあれだし、まあ卒業させちゃえばそれでいいじゃないですか。首切りというか、苦情のきそうなしんどい仕事は自分たちのところではやらなくていいですよ」、と。

フライング・ドッグ研修に続いて会議。

「喫煙場所なくなりまあす。文句ありますかあ~?」と、勝ち誇った顔つきで、なんのためらいも葛藤も見せず晴々と勝ち誇っていた某先生の顔つきがなんとも。

さきざき自分を救ってくれない会社に恨みごとを重ねる学生さんたちの顔がどことなく重なって見えたのは気のせいですかね。

会議のあと納涼懇親会。

めずらしく江戸前な二次会まで。