21日、木曜。


朝から市内某所へ。

お昼。東電社員の年収を2割削減、というニュース。

社員の人たちにも生活があるわけで、心情的には複雑なところもあるが、これはやむをえんだろう。

しかし、あれだな、これだけの不祥事を起こしておいて売り上げがまったく減らない企業、っていうのは特殊産業にもほどがある感じだな。

同じように保護されてる業界でも、テレビ局がここまで深刻な事故を起こしたら(起こしようがないかもしれんが)広告収入とかガタ減りで倒産確定だろう。

それどころか「賠償金払えないから料金を上げるのでみなさん払ってくださいね」とか平気で言えてしまうわけなんだよな。

個人タクシーとか建築会社とかがでかい事故起こして、「賠償金払わなきゃならんので料金を値上げします」と言ったってお客が相手するわけもないわけで。

こんな特殊な業種で長年勤めてきた人間に「増長するな驕るな」といっっても無理な相談だろうという気がする。

「しょせん私たちがいないと困ったことになるのはあなたたちなんですから」意識は骨の髄まで染み付いてんじゃないか、と。

お世話になった先輩たちが(テプコじゃないけど)電力会社にお勤めだったりするし、なんとなく言いづらいところではあるんだが。

夜。気晴らしに桜でも見物にいきたい気分だったのだがはたせず。