30日、水曜。

朝から健康診断。

酒も(ある程度)控え気味にしてるわけだし、ちょこちょこ運動もやってるし、最近は体重管理までやってるし、で基本的に問題なしだとは思うのだけれど。

こういう機会に、ふと、「お前、そんなにこじんまりと落ち着いちゃってそれでいいのか? そのまま死んじゃって本当に満足か?」という声が心のどこかから聞こえてくるのはなんなんだろうな。

破滅型とまではいわないが、どこかでデカダンな生活とかそういうのに憧れる気持ちがいまだにあるんだろうか。

だからって、いまさら道を踏みはずせるほどの度胸もないわけで。

私は、このまま、こうやって生きてはこうやって死んでいくのでしょう。

午前。南アフリカの祭りの後。

「支持率90パーセント」監督のコメントが秀逸。

「数字は負ければあっという間に落ちるだけ。もうやらない」

何年もかけて、苦労して積み上げたもの自体は誰も評価せず、一時の偶然に支配される結果だけで周りが手の平を返したように態度をかえる。これは、普通の人間だったらとても耐えられんことだろうと思う。

「コクミン」とやらの「キタイ」を背負った監督業の重圧がわかるとはいわないが、この人の「もうやめます」という言葉にはしみじみ響いてくるものがあって好きだな。