10日、水曜。

快晴。気温もけっこう暖かめ。歩いてキャンパスまで。

お昼。誘われてHerz Hall。立ち見がでる盛況。ヘンデルメサイアを聞かせてもらう。

午後。書籍部にマクダウエルの新刊論文集が並んでいる。赤と青の二巻本。

98年の連続講義以降、集中的にセラーズ関係の論文を量産していた模様。存在を知らなかったものが何本か入っている。

夜。買ってきた論文集をめくっていると、08年の日付ででた論文のなかで、「ウッドブリッジ講義のセラーズ批判は私が間違ってましたゴメンナサイ」というような記述がでてくる。

ウッドブリッジ講義以降、セラーズの構想力論とか後期の講義録を読んで、自分が的を外していたのがわかったので以前の批判は撤回します、というもの。

まいったな。書こうとしていたものと内容的に重なってしまう。