19日、木曜。

授業準備。

中観派存在論において、無自性の世界からどのように(概念的内容をもった)個物が現成するのか」という話題について、西洋哲学におけるそのカウンターパートを紹介する、というところ。

Jayさんのテキストでは、古代のピュロン主義からヒュームからカントからウィトゲンシュタインまで、オールスターキャスト勢揃いという記述になっているのだけれど、授業でこれぜんぶカバーしようと思うととてもじゃないけど間に合わない。

ご本人が、「所与の神話に対する最もラディカルな攻撃」として中観派の思想を扱ってるところがあったので、そちらにあわせて「所与の神話の解体」という方向から話をすることに決める。

夕方。郵便局やらニトリやらを経由してから定例の庄内。

年内はこれで最後の予定。