31日、水曜。

年度末の一日。

なのだけれど、私みたいに毎年同じ一年を繰り返している人間と、一年ごとにまるで違う毎日が待っている人たちでは意味が違いすぎる。

「区切りの日」なんだよねえ、とつくづく。

お昼。勤務先の同窓会報をぱらぱらとめくるうち、名著『チョンキンマンション』の先生が我社の卒業生であったことを知る。 

 履歴は出てないけど、学部はうちのご出身なんだそうな。

 むかしは、うちでも学生さんがアフリカ研究やったりとかできてた、っちゅうことなんだろうか。

……ため息。